沖縄でワーケーションをしていたとき、「リモートで働きたいものの、できない環境にいる」という相談やお話をたくさん聞きました。私の中ではリモートが当たり前になっていたので、こんなにもリモートワークをしたい人がたくさんいたのかと驚きの連続です。リモートをするために転職を考えているという方も、ちらほらいました。
時短でもキャリアを続けたい!わたしのライフスタイルにマッチした働き方
INNOOVでは、先月末からセールスリードの募集を開始しました。営業職というと、働き詰めで多忙なイメージがありますが、本募集枠は時短勤務もリモート勤務もOK。さらには、嬉しいインセンティブ制度もあります。働き方をチョイスし、普段の生活をしながらもキャリアに向かって頑張る人を応援すべく、このような枠での募集を始めました。
弊社のさらさんこと更科 実也加さんも、生活とお仕事を両立している1人です。普段はドイツにいるさらさんに、色々とお話を聞いてみました!
※本インタビューは2021年12月に実施したものです。
Miyaka Sarashina|Content Writer, Translator, Market Researcher & Analyst
INNOOV海外部メンバーでドイツからINNOOVにジョイン中。ブログ執筆や、翻訳、マーケットリサーチを主に担当。調べもの・料理・お酒が大好き。ドイツ食材でできる惣菜パン・麺作りにハマり中…レパートリーをもっと増やしたい!HubSpot Content Marketing/ Sales Enablement等、社内で最多のHubSpot資格を保持。
和菓子メーカーである源吉兆庵ホールディングスの主に海外事業部所属し、翻訳やインボイスの作成、海外店舗のフォロー、あとは羽田空港や成田空港の店舗とスタッフの管理を行っていました。本社が岡山県にあり、店舗は大型デパートやターミナル駅に直結しているモールなどに多くあります。(店舗一覧はこちら)また、パンフレットのお品書き程度ですが、POPなどの販促物の作成も英語・中国語・日本語の3ヶ国語で担当していました。その会社を退職した後にドイツに行き、フリーランスとして翻訳を始めました。
– 転職活動を始めたきっかけは何ですか?
ドイツでフリーランスとして翻訳の仕事をやっていたものの案件数が少なく、働いてる時間よりフリーな時間が多くて稼ぎが少なかったんです。大金を稼ぎたいわけではなかったんですけど、何かもう1つフルタイムないしはそれに見合った仕事ができればいいなと思い、探していました。
ただネックとしてドイツ語があまり上手くなかったので、ドイツ語オンリーの企業には入れないというのがあり、自分が使える言語での職探しをしていたという流れになります。
– 入りたい企業の条件はどのようなものでしたか?
ドイツ語以外の言語がメインの会社がまず条件でした。またコロナ禍でもあったので、あまり外に出歩きたくなく、リモート環境が整ってるところを中心に選んでいました。
– INNOOVを選んだ決め手は何ですか?
最初からフルリモートなところにすごく惹かれました。ドイツに住んでいながらフルリモートで働くことができるのは大きかったです。入社してからお互いが信頼関係を築くのに時間がかかると思うので、やはりリモートだとちゃんと業務ができるのかわからない、だから最初はオフィスで慣れたらフルリモートという会社はよくありました。
– 今までさらさんが経験されてきたメーカーでの仕事はITやコンサルとは大きく異なるかと思いますが、なぜITに携わろうと思ったのですか?
私のパートナーがソフトウェアデベロッパーなので、アジャイルの話を聞いたり仕事ぶりを見ていたり、あと父親がSEをやっていたりするので、ITが身近である環境にいたのはあります。私がその道に進まなかっただけで環境は私の周りにありました。
普段の生活に合わせた働き方
– 現在はどのような業務を担当していますか?
主にブログの執筆、マーケティング調査、あとは会社が取り扱っている製品のサイトに掲載するページ作成を担当しています。
– 仕事をするときの1日の流れ、例えば朝起きて朝にやっちゃうとかそういう何かルーティンがあれば教えてください。
私は好きなときに仕事をするタイプで、ルーティンを決めちゃうと逆にやりたくなくなるというか。今この時間が空いてるからここでやっちゃおうとか、ちょっと今日は気分が乗ってるから今のうちにやっちゃおうとか。家事をしていてアイデアがぽっと浮かんで、家事を一旦止めて取り組むというスタイルなので特にルーティンとかはないんです。自由人なので笑
– 業務をする中で、困難だったことや難しかったことは今までありましたか?
今もそうなんですけど、IT用語ですね。自分が携わってきていないというのもあり、英語の記事をチェックする上で、カタカナのIT用語と本来の英語の意味とが違うことに気付かされます。そのような単語や言い回しが多かれ少なかれ今もまだあるので、用語を理解するまでに時間がかかるのは大変な部分かなと思います。
– リモートワークへの戸惑いはありましたか?
全くに近しいほどないのですが、強いて言うなら定期的にパートナーの親族に会うためにトルコに行くときにインターネット接続が不安定なときがあるので、その回線くらいですかね。ドイツって住むところでも接続が不安定だったりするので。いきなりインターネットが丸1日使えないこともあります。
この前ブログに書いてたやつですね、サポートの連絡が返ってこないとか笑
日本とドイツの職場環境って似てる?違う?を簡単分析!【INNOOV海外部】
– 仕事をする中で気が乗らないときもあると思うのですが、何かモチベーション維持のために実践していることはありますか?
私はできないときはやらない人なのでいったん仕事をストップします!仕事時間を固定しちゃうとやりたくないときでもやらないといけないし、クオリティも多分下がっていくでしょうし。それは避けたいので、好きな時間に気分が向いたタイミングで仕事をする、そこは大事にしてるところですね。
INNOOVの魅力って?
– うちに入社してよかったなって思うポイントありますか?
フレンドリーというか、ウェルカムが伝わってくるっていうのと、無駄なプロセスが少ないていうのは大きいかな。
– 無駄なプロセスって何か例えありますか?
例えばよく稟議書を書いてたんですけど、稟議書をわざわざパソコンで打ってそれを印刷して、自分の判を押して、上司の判をもらいに行き、それをそのまた上の秘書室に持っていき、承認が秘書室で降りるまで1週間かかり、そこからファイナンスなので結局2週間はかかるんですよね。早くても。
急いでるときはもうお菓子持って行って「お願いします!」っていうのをよくやっていました。「何これ壊れてるじゃん?」「誰これ触ったの?」みたいなのがよくあって、そういうところがちゃんとしてるかなと。エクセルで完結させないっていうのが大きいかな。
– 最後に、今後INNOOVで挑戦してみたいことはありますか?
私の他にもう1人必要な部分ではあるんですけど、中国語とドイツ語と一応トルコ語も使えるので、例えば中国で流行ってるITの製品や企業の情報収集、またそれに関するブログを書くことをやってみたいですね。ITは英語がベースになることが多いと思うんですけど、現地語で書いた方がやっぱり読んでもらえるので、そういうのをやってみたいかなと思います。
最後に
以上がインタビューでした。
インタビュー後は、みんなでさらさんのお誕生日をお祝いしました。
昨日のオンサイトではいつもブログの翻訳をメインに担当してくださっているさらさんに会いました!普段はドイツにいるので実は今回が初対面😳
— INNOOV (@INNOOV_io) December 21, 2021
INNOOVに入社して1年ということで、いろいろとインタビューさせていただきました🇩🇪 pic.twitter.com/FM7cr7RrHB
さらさんは翻訳だけでなく、ドイツに関する面白いブログをたくさん書いているので、ぜひ読んでみてくださいね!
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