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Jira ワークフロー機能の活用でプロジェクトのゲート管理を効率化

プロセスコンサルタントのYoshiyaです。シルバーウイーク楽しめたでしょうか?私は伊豆のテディベアミュージアムに4年ぶりに行きました。近いうちにまた伊豆に行きたいと思います。

今回は前回紹介したビジネスインフラとしてのJiraの活用での特にワークフローについてもう一度話をしたいと思います。

以下は前回使ったJiraとConfluenceの機能図です。

プロジェクトの各種リソースと設計レビューワークフローをつなぐ

チケットに情報をすべて書き込みワークフローで設計レビュー(DR)する

あまり知られていないのですが、Jiraにはワークフローの機能があります。

Jiraではステータスのトランジッション機能(ステータスの変更時の制御)であるフィールドの値が入っていないと次に行けない制御等をかけることができます。実はかなり簡単に様々なワークフローの設定が可能です。

また、Jiraの課題タイプ(チケット)を独自に作成することで、メーカー等でよくあるデザインレビューのワークフロープロセスを柔軟に設計できます。よくDR等で表現されていると思いますが、ソフトやデバイスのDRチケット(Jira)とその関連文書をConfluence等でリンクを行います。

場合によってDRの申請でチケット中に、CAD等のデータやテスト結果を直接リンクすることも可能です。

通常、Jiraはチケットを作業作成し、作業の開始や作業が終わったら完了にすることでチケット全体を通じてプロジェクトの状態を表します。*チケットの動きでは、一般的なプロジェクト内部の活動を表現します。

Jiraのワークフローはそのプロジェクトのゲート管理として利用することができるため、作業中で作成したドキュメントやチケットのリンクをエビデンス類としてまとめることも可能です。

レビュー方法も柔軟に設計可能

レビューの議事録をConfluenceで作成することができます。また、簡易レビューであればJiraのコメントでも対応できます。

厳格なゲート管理を行う場合でも、チェック項目の漏れをプログラム側でチェック可能です。

または、部分的なソフトウエアのバージョンアップ等で簡易的なレビューで良い場合は簡易的なワークフローの設計も可能です。

JiraとConfluenceを活用したプロジェクト管理は、プロジェクト自体のゲート管理を含めた高いレベルでのプロジェクト管理を実現します。

弊社ではソフト会社・IT部門だけでなく、ハードを扱うメーカーでのJira/Confluence導入によりプロジェクト管理効率向上のご支援を行っております。ご相談はサイトのチャットからお気軽にお問い合わせください。

また、来月10月16日(金)12:00-13:30 にアトラシアン社との共催セミナーを開催いたします。是非アトラシアン製品によるシームレスなプロジェクト運営を感じていただければと思います。