全社ビジネスインフラとしてのConfluence/Jiraの活用
こんにちは、プロセスコンサルタントのYoshiyaです。
9月も3週目に入り少し涼しくなってきました。今週末のシルバーウイークが楽しみです。
10月16日(金)12:00-13:30で弊社とアトラシアン社の共催イベントを開催いたします。Slackや他のシステムとのJira/Confluence との連携等についてもお伝えいたします。
ぜひ参加ください。
【参加無料】企業の生命線 プロジェクト運用力をアップデート 2020年10月16日 12:00 PM
http://innoov-7819072.hs-sites.com/webinar-2020-1016
Confluence/Jiraの活用範囲と周辺システムの関連性
今回のブログはイベントにも若干関係があるのですが、ConfluenceやJiraの活用でどこまで社内の情報を管理できるかということをお伝えしたいと思います。
細かい機能もあるのですが、大きくJiraとConfluenceで以下の機能が部門横断的に活用できます。
Confluenceは全社で活用するドキュメント基盤
Confluenceについては、社内のイントラとしての利用もできますが、商品企画等のビジネスプロジェクトや製品設計書等の開発ドキュメントとして活用できます。また、Jiraとの連携で利用する議事録は弊社として一番推奨している連携機能で会議と議事録を連携することでタスクの抜け漏れを防ぐ機能連携となります。
Jiraの4つの機能
続いてJiraについては、①の課題の見える化や②のプロジェクトスケジュールの管理についてはご存じの方が多いのですが、プロジェクトリソース管理やワークフローの機能も実現できます。
①課題の見える化
課題チケットをKANBANで可視化することができます。KANBANとは看板にポストイットを貼るように課題チケットを表現します。スプリントまたはKANBANだけの利用等があります。
②プロジェクトスケジュール管理(ガントチャート)
Jira Cloudのプレミアムまたは、アドオンにてプロジェクトのスケジュール管理をJiraの課題と連動させて見える化することができます。ガントチャート側からも課題を作成することもできます。
③プロジェクトリソース管理
アドオンを活用することで、Jiraの課題だけでなく、G-suiteやOutlookのカレンダーの会議招集の時間も収集できます。
③稟議WF/品質ゲート管理
プロジェクト横断で課題チケットを回覧することができます。特別なワークフローのアドオンは必要ありません。
特に、稟議や品質のゲート管理においてのJira/Confluence の活用は非常に便利です。
開発においてDR(設計レビュー)等の回覧はまだメールやファイルフォルダで行っている企業がありますが、ステータスの確認やドキュメントの保存等が煩雑だと思います。
JiraとConfluenceの連携を活用することで、承認ステータスや承認するドキュメントが何でどのような状態なのかが直ぐにわかります。ドキュメントに対して指摘がある場合は、Confluenceに対して指摘コメントを直接残すことで簡易的な議事録機能も併せて持ちます。わざわざリリース単位で会議を開催しなくてもリリースの検証結果として残すことが可能です。
今多くの企業でビジネス変革のためのプロジェクトを推進していると思います。ただ、プロジェクト自体を進めることが重々しい場合、プロジェクトのスピードが上がらず遅延や予算超過等につながる場合があります。
企業の生命線であるプロジェクト運用力をアップデートする手段として活用いただければと思います。