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Jiraロードマップを組織レベルへ「Advanced Roadmaps」

こんにちは!

Cloud EngineerのGenです。

今回は、Jiraでロードマップを生成する「Advanced Roadmaps」(旧Portfolio for Jira)の紹介をしていきたいと思います。

Advanced Roadmaps

Advanced Roadmapsとは、大規模な作業における複数のチーム,プロジェクトによるコラボレーションや全体像の追跡、依存関係の特定、チームのキャパシティなどを可視化しマネジメントをサポートする機能です。

Portfolio for Jira

もともとは「Portfolio for Jira」というアドオンで、既存のJira課題のデータからポートフォリオ計画を生成しすべてのプロジェクトの活動を一目で把握できるといったものです。それによって、優先順位づけやトレードオフの意思決定を短時間で行うことができ、ビジネス目標を設定して進捗状況を追跡し、戦略どおりに実施されていることを確認することができます。

このAdvanced Roadmapsは、「Portfolio for Jira」がさらにパワーアップしてさらなるエンタープライズでのアジリティ向上をサポートできるJira Software Cloud の機能として戻ってきました。

そう、Automation for Jira に続き、新たな標準機能としてこのロードマップ機能がJira Cloud に搭載されたのです!

※Jira Software Cloud Premium の機能として利用できます

Server, Data Center版では引き続きアドオンとして提供されています。
Advanced Roadmaps (formerly Portfolio)

何がパワーアップしたのか?

ロードマップの視認性が向上し、Epicの上位階層が無制限で設定することができます。Epicの上位階層は「イニシアチブ」レベルと呼ばれるものです。複数のプロジェクトを横断して可視化することにより、組織戦略レベルからロードマップに落とし込んでいくことが可能です。

Advanced Roadmaps-2
https://www.atlassian.com/ja/software/jira/features/roadmaps?tab=advanced

スタンダードプランのユーザーでもがっかりすることはありません!Jira Software Cloudのユーザーであれば、「Basic Roadmaps」機能が利用可能です。(現在、Jira Software 次世代プロジェクトでのみ使用可能)

ぜひクラシックプロジェクトにもほしいところですね。。

イニシアチブレベルの階層設定後
設定方法のドキュメント(Atlassian)はこちら

試しにイニシアチブレベルの階層設定をしてみたら、こんな感じに。。
Epicが子課題で見れるってなんかすごいですね。

ちなみに上位階層の課題タイプはカスタマイズで作れるので、自分たちの表現で作ることができますよ!

ぜひJira Software Cloud プレミアムプランを手に入れて、組織レベルで進捗状況を可視化しましょう。

今日はこんな感じで!それでは!


>> Youtubeで「プロジェクト間連携による統合カンバン」をみる