※本ブログはRefined「5 Ways to Structure and Organize Your Confluence Knowledge Base」を翻訳したものです。内容に相違がある場合は、原文を優先とします。
Refinedも認める4つのナレッジベース事例とその理由
※本ブログはRefined「4 Knowledge Bases We Love and Why」を翻訳したものです。内容に相違がある場合は、原文を優先とします。
Confluenceではナレッジベースをきれいに構成することはできるのでしょうか?答えは「はい」です。今回は4つの例を挙げ、その理由を説明します。
ナレッジベースの見た目はあまり語られません。しかし、当たり障りのないものであればいいというわけでもありません。
むしろナレッジベースは、ユーザーエクスペリエンスの改善をして行くことで、ナビゲーションの改善・情報検索の簡易化・メールや使い方の操作などのヘルプを求める顧客の減少が見込めます。
従来のConfluenceを使用してナレッジベースを強化している場合、あなたはカスタマイズとデザインでできることのほんの一部の表面しか触れていないかもしれません。 Atlassian MarketplaceのRefined for Confluenceなどのアプリは、ノーコードで最新のウェブサイトのようなナレッジベースサイトの構築が可能です。使用する事で、ユーザーの事をしっかり考えた使いやすいデザインでブランドガイドラインにも合うサイト構築ができます。
今回は、私たちが以上の事を説明するために、Confluenceで作成されたサイトを4つ紹介します。すべてのサイトはRefined for Confluenceで構成され、UIのナビゲーションが簡易化されている他、カスタムURLが当てられ、サイトの見栄えの向上もしています。では早速見ていきましょう。
目次
1. Gruntify社のヘルプセンター
会社情報:
Gruntify社(ニューステッド、オーストラリア)
保険・メンテナンスチームの現場検査と報告・ロジスティクス管理用ソフトウェアの構成を行う
企業URL:help.gruntify.com
構成ツール:Refined for Confluence Cloud; Refined for Jira Cloud
何のために?: ナレッジベースの記事・FAQ・リリースノート等のサポートを備えたカスタマーヘルプセンター構成の為
ポイント:
-
構成:シンプルです。 Gruntify社はデザイン戦略で決定された事項のみを反映したアプローチ方法を採用しています。不要な情報を載せていないため、複雑なサイト構成からなり得る情報過多を防いでいます。
-
超大型検索ハイライト:Gruntifyのヘルプセンターは、検索ハイライトモジュールでブランドカラーである青を背景色に用いて構成されています。 検索ハイライトは、ユーザー検索を促すツールとしてページ上に目立つように配置が可能です。また、グラデーション等のカラーリング、画像の追加等のカスタマイズもできます。
-
カスタムコード化されたナビゲーションハイライト:Grunitfy社は、ナビゲーションハイライトモジュールをカスタマイズし文字は大きめで影をつけ、丸みを帯びたブランドフォントを使用して読みやすく工夫しています。
-
必要最低限のヘッダーとフッター: Gruntify社のサイトのシンプルさは、ヘッダー・フッターにも反映されています。このヘッダー・フッターは、Refinedのサイトの中でも最もシンプルなデザインの一つです。
2. SpotOn社のヘルプセンター
会社情報:
SpotOn社(サンフランシスコ)
ビジネス向けのソフトウェア及び決済ソリューションの提供をしている
企業URL:help.spoton.com
構成ツール: Refined for Confluence Cloud
何のために?: 製品説明・オンボーディングガイド・製品サポート等を備えたカスタマーヘルプセンターの構成の為
ポイント:
-
ブランド検索ハイライト:SpotOnブランドを知っている場合 ー サイト訪問者=顧客― となる為、検索ハイライトの識別がしやすくなります。ブランドイメージの追加は、ユーザーが適切にアクセス出来ている事を伝える方法としてシンプル且つ効果的です。
-
最適化されたナビゲーション用モジュール:SpotOnは、ナレッジベースのホームに4つのナビゲーションコンテンツモジュールを目立つように配置しています。イメージ・見出し・説明テキスト・ボタンの追加等、モジュールを最大限活用する事で、ユーザーが各操作で何が行われるのか理解してナレッジベースを利用する事ができます。(モジュールの追加は必要に応じて行えます。)
-
サイトデザインの統一化:ランディングページは、サイトホームのレイアウト ― 以下のナビゲーションコンテンツモジュールを含む検索ハイライト― 共有されている為サイト全体のアーキテクチャが統一されています。
ブランドイメージの追加は、ユーザーが適切なところに来たことを伝える方法としてシンプル且つ効果的です。
3. Bridge社のリーガルヘルプセンター
会社情報:
Bridge社(サンフランシスコ)
各企業の従業員の移民プロセス管理プラットフォームを提供している
企業URL: help.bridge.legal
構成ツール:Refined for Confluence Cloud
何のために?: 顧客が重要な移民関連の法律・製品説明やアップデート等の情報を確認する為
ポイント:
ニュース中心のフィード:ニュースとアップデートはBridge社のサイトの目玉であるため、サイトのホームに2つのニュースモジュールを連立させています。
キーフォームへのクイックアクセス:Bridge社はキーフォームをサイトの最深部に置くのではなく、ホームページに直接配置しています。その為 ユーザーは、左側のページモジュール(リストスタイル表示設定)より移民フォームに直接アクセスが出来ます。
カスタムコード化された「製品に戻る」ボタン:Bridgeプラットフォームに簡単に戻る事を可能にした「ダッシュボードに戻る」ボタンがサイトの右上隅に表示され、製品とナレッジベースの間のギャップを埋めています。
4. Nearmap社のナレッジベース
会社情報:
Nearmap社(シドニー、オーストラリア)
オーストラリア政府機関・企業向け地理空間サービスプロバイダーとして機能している
企業URL:docs.nearmap.com
構成ツール:Refined for Confluence Server/DC
何のために?: 入門ガイド・製品ドキュメント・製品ニュース他、顧客リソースを確認する為
ポイント:
-
ブランドナビゲーションハイライトモジュール:Nearmap社は最も一般的と言われる6つのナビゲーションハイライトモジュールを使用しています。また各モジュールは、ブランドスタイルで作成されたアイコンでカスタマイズされています。
-
フォト・リッチモジュール:ページとニュースの各モジュールのスペースは分割構成されています。 Nearmap社のConfluenceページには写真が含まれており、デフォルトでモジュールに関連するページの最初に写真が表示されます。その為、視覚的にもブラウジング時にとても魅力的に仕上がっています。
-
便利なリンク集:ホームページ下部にユーザーが頻繁にアクセスするコンテンツリンク集を作成しています。これは、必要情報にアクセスする時間の短縮にもつながる有効な手段です。
ナレッジベースを構成してみよう
Refined for Confluence30日間無料トライアルはAtlassian マーケットプレイスにてお試しいただけます。
お気に入りのナレッジベースは作れましたか?ぜひ、そのリンクやスクリーンショットmarketing@refined.com. まで送ってください。
今回もRefinedブログの記事を翻訳しましたがいかがでしたでしょうか?
INNOOVでもRefinedを使用した社内ポータルサイトや、ヘルプデスクを構築していますが、ナレッジベースはユーザー目線に沿った使いやすく・見やすいデザインである事が最重要です。
Confluenceで構築したナレッジベースを基に、より利便性の高いナレッジベースをRefinedで構築してみませんか?
質問等がありましたら、右下のチャットボタンよりお問い合わせください。