※本ブログはTempo「How Do Tempo Timesheets and Tempo Planner Work Even Better Together?」を翻訳したものです。内容に相違がある場合は、原文を優先とします。
Timesheets+Structureの新インテグレーションでプロジェクトの進捗状況を工数単価毎にトラッキングする方法
※本ブログはTempo「Track project progress by bilable hours with Structure+ Timesheets' new integration」を翻訳したものです。内容に相違がある場合は、原文を優先とします。
最も包括的なプログラム及び、Jiraのポートフォリオ管理ソリューションを網羅することというコミットメントを進めるべく、2021年12月StructureがTempoへ加わって以来、初・主力製品統合機能として「Structure for Jira CloudにおけるTempo作業ログカラム(Tempo Work Logged Column)」を発表します。
つまりどういうことかというと、「プロジェクトにどれだけの時間や労力を費やしているか」という問いに対して、プロジェクトタスクを整理し、管理する際と同じ視点から解答ができるということになります。また、タイムシートのデータを使用し、請求可能な時間数でプロジェクトの進捗を把握するなど、全てStructureのインターフェイス内でそれを行えます。
目次
TempoのTimesheetsやStructureとは?
StructureとTimesheetsのインテグレーションの背景をまず説明します。Structure by Tempoとは、スプレッドシートのような課題ビューを提供するJira用プロジェクト・ポートフォリオ管理アプリになります。ここではチームがプロジェクト・プログラム・ポートフォリオを一か所で管理ができ、課題階層を自由設定したり、必要に応じグループ化やフィルタリング、データの整列(ソート)等を行うことができます。
また、時間管理アプリであるTimesheets by Tempoは、単に時間を記録するだけではなく、費やした時間のカテゴライズ(請求可能時間とそれ以外に分類する等)や、請求書やCAPEX・OPEXレポート等のレポート機能のサポートが可能なビジネスに必要不可欠なツールです。
新しいインテグレーションでは、Structureのカスタム・イシュー階層及び、リアルタイムのプロジェクトインサイトをTimesheetsの各プロジェクトやタスクの記録時間(または請求時間)に関するデータと組み合わせました。
つまり、TimesheetsユーザーはStructureを使用し、請求可能な時間を含む時間トラッキングデータをJiraのフィールド内でグループ化、フィルタリングまたはソートし、必要なカスタムレポートを作成することが可能なのです。
Tempo作業ログカラムはどう使用するの?
新しい作業ログカラムは、Tempoの主要2製品をより密接に連携させます。別々に表示されるプロジェクト状況とタイムマネージメントデータを見るために双方のソリューションを切替える代わりに、ユーザーはStructureのプロジェクト概要にカラム追加のみで全体像の把握が可能になります。
Structureの大きな特徴の一つは、プロジェクト内の数値的な価値を集計できることです。ユーザーは、記録された時間と請求時間を親課題にまでロールアップできるようになった他、課題レベルの情報とともに、プロジェクトおよびポートフォリオレベルの時間に関するデータも確認することができます。
更に、新しい作業記録カラムを使用して詳細を確認することも可能です。ユーザーと期間によるフィルタリングが可能なため、単一または複数ユーザーの記録時間と請求時間の表示、任意の期間内でのプロジェクトとユーザーレベルの時間に関するデータの参照も行えます。
Timesheetsのユーザーにとっては、このインテグレーションにより現在アプリで使用できなかったプロジェクト管理及びレポート機能が利用できるようになりました。Structureの柔軟な課題階層設定、高度な集計能力、強力なグループ化やソート、フィルタリングオプションによりユーザーは見積もりからストーリーポイントの数値化を階層に応じてサブタスクレベルからエピック・テーマ・イニシアチブまでロールアップすることが可能です。また、課題の階層をJiraやカスタムフィールドでグループ化することができ、これまで不可能だった方法で時間データの参照ができます。
新しい作業ログカラムは、Timesheets、Structure、その他のTempo製品全体を網羅する革新の始まりとなるでしょう。乞うご期待ください!
➡️ Structure by Tempoが初めてな方はこちらよりプロジェクトポートフォリオ管理アプリの詳細をご確認いただけます。
➡️ すでにTempoのStructureとTimesheetsをお使いですか?では、2つのアプリを連携させ、現在の統合機能で何ができるかをこちらよりご確認ください。
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タイムトラッキング管理方法や、Tempo製品の機能についてこれまでにもブログなどを通して紹介をしてきましたが、今回のような新しいインテグレーションも次々に提供がされています。
まだTempo製品を使用したことがないという方も、Tempo製品は使用経験はあるけどStructureは使用したことがないという方もこれを機会に自社やチームの時間(工数)管理を見直してみませんか?
ぜひ、効率よくスマートに新インテグレーションを駆使し、より生産性の高い時間管理や作業ログ管理を行っていきましょう。Tempoの製品情報や主な機能を確認したい場合はINNOOV製品紹介ページからもご確認いただけます。
トレンド
Tempoに興味があるので話を聞きたいとお問い合わせをいただく際、「チームのメンバーがどのくらい実際に仕事をしているかが分からないので見える化したい」という声をよく聞きます。
『「工数管理」実施に関する実態調査』によると、「工数管理の失敗・うまくいかないことに対する対策として、どのようなことを実施しましたか。」という問いに対して、工数管理において失敗・うまくいかなかった経験がある人の49.2%が「毎日進捗確認を実施した」と回答しました。
進捗状況を1人ずつが発表する確認だけのミーティングは、次のアクションを生み出しません。常に見える化されている状態で業務に取り掛かることのできるようにすることが大切です。
間接部門の時間管理にも
JiraとTempoを組み合わせて使う最大のメリットは、個人のJiraチケットで活動や作業に対して直接時間管理ができることです。作業で時間がかかっているかだけでなく、バグに対しての作業なのか、或いは何かを作るための作業なのか等、細かく時間の使い方を知ることができます。
エンジニアだけでなく間接部門でも活用することができ、問い合わせに時間を取られているのか、または定期作業に時間を取られているのか等の分析も可能です。
漠然と残業が多い少ないではなく、何に対して作業をしているのかを常に見える化することで改善の糸口をつかみます。
質問等がありましたら、右下のチャットボタンよりお問い合わせください。