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G2.comとは?

作成者: Yoshiya Takabayashi|2020/11/05 5:07:34

こんにちは プロセスコンサルタントのYoshiyaです。

今日は欧米のソフトウエアやサービスをまとめたウエブサイトを紹介します。

g2.com  https://www.g2.com/


私は時々g2.comのサイトを眺めては今どんなアプリケーションが成長しているのか、どのようなカテゴリが成長しているのか等の情報を収集しています。

このサイトには6000以上のオンプレ・クラウド全ての環境におけるソフトウエアが登録されています。市場に出ている有名なソフトウエアは登録されています。
私は、気になった製品や製品カテゴリがあるとg2.comでどんな製品なのかを競合製品を含めて調査いたします。いろんな製品が俯瞰的にみることができるので見ているだけでも非常に楽しいサイトです。

以下に私のg2.comでの活用方法を紹介いたします。

私のg2.comの活用方法

私はg2.comで以下のような情報を参考にしています。

  • トップソフトウエア [TOP100]

    https://www.g2.com/best-software-companies/top-products
    2020年のBest Software Products の中で総合ランキング
    Top 100 Software Productsがリストされています。
    g2.comでの基準で製品ランキングがされています。

    私はこのトップ100内の製品で成長性の高い製品を自社で採用したり、クライアントに製品を紹介しています。

    以下はTSheetsという製品ですが、

    数あるソフトウエアの中で2020年のTOP100ソフトウエアで1位です。
    また、SMB(スモールビジネス)セグメントとHR向けの製品でTOP50にもランクしているようです。
    様々な評価によりこのポジションとなっています。アプリケーションの成長性・ユーザ満足度等複数のポイントが評価されています。




  • 製品カテゴリ別のポジションの可視化 [Grid]

    カテゴリ別製品ポジション各種カテゴリにおける製品のポジションを視覚的に確認することができます。

    ConfluenceはEnterprise wikiのカテゴリではカテゴリリーダのポジションにいます。

    ある課題を解決するときに用いるツールなどを検討する場合に活用します。例えばナレッジマネジメントでのツールについてConfluenceを推奨したいが、他の製品はどのようなものがあり機能差は何なのかを調べるときに参照します。
    *クライアントがドキュメントマネジメントなのかナレッジマネジメントが必要なのかは現場のプロセスを総合的に見て判断する必要があります。


    *ちなみに、Conflucence を製造しているアトラシアンは、Best Software company ではアトラシアンは3位に位置しています。
    https://www.g2.com/best-software-companies/top-companies
以下はEnterprise wiki categoryの製品グリッドです。
https://www.g2.com/categories/enterprise-wiki#grid
  • 縦軸は、市場での存在感  上の方が存在感がある 
  • 横軸は、顧客の満足度   右の方が顧客満足が高い(より多くの顧客に対して)

通常は、Confluenceの部分がマーケットでの存在感があり、幅広い顧客への満足度が高い製品となります。



*g2内では製品のポジションを表現しているのですが、g2とは別にガートナーのマジック・クアドラントというものもあります。こちらはガートナーにおけるリサーチ結果を表現しています。
https://www.gartner.com/jp/research/methodologies/magic-quadrants-research


  • 成長の速い製品 [Fastest Growing Products] 

    すべてのカテゴリで成長の著しい製品についてランキングされています。

    https://www.g2.com/best-software-companies/fastest-growing

    SurveySparrow 
    https://surveysparrow.com/
    サーベイ製品を展開するSurveySparrowが成長が速い製品としてTOP1となっています。

    新しい分野の製品が成長する過程でこのFastest Growing Productsでランキングされます。
    別のブログで書きましたが、3番目のGongという製品はセールスでの支援アプリで会話をAIで分析をするサービスです。

    成長力の強い製品からカテゴリを辿ると、製品カテゴリの成長力の高い製品を一覧で見ることができます。新しい製品カテゴリの場合は日本国内展開(日本語化)などの対応状況等を見て早期に製品を検討することができます。特にAI関連や営業関連のツールは海外が強いのでチェックをお勧めします。

     

Fastest Growing Products 2020 

成長力の高い製品上位10位

大手の製品も持続的に改善したり機能改善でリストされることもあります。今伸びているマーケットの可能性が高いため製品と製品カテゴリの情報収集を推奨します。

今回は軽く3つ程度G2.comの見る場所を紹介しました。

少しずつカテゴリ単位で製品の紹介などを行っていきたいと思います。

 

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