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Scaled Agile Meetup in Tokyoに参加して

作成者: Yoshiya Takabayashi|2019/11/04 13:08:07

こんにちは プロセスコンサルタントのYoshiyaです。

先月10月30日にScaled Agile Meetup in Tokyo(SAFeミートアップ) October (10月)に参加しました。

https://www.meetup.com/ja-JP/Tokyo-Scaled-Agile-Framework-SAFe-Meetup/events/263828579/

SAFe はエンタープライズアジャイルのディファクトスタンダードです。
SAFe 導入企業 累計 グローバルで20000社導入されている 
ここ2年くらいで急速に増えてるらしいですが、日本ではまだ導入企業は数えるくらいです。*弊社は来年以降でSAFeのライセンス取得を目指します。

大規模アジャイルフレームワークを導入している企業では70%がSAFe
その他はless や Spotify 等

最初はファイナンス業界がSAFeに目をつけたのだが、最近はBOSCHなどの大型製造業の事例が増えてきている。

Lean/agile/devops の組合せがSAFe 

今のアメリカのトレンドとして
開発側のスピードアップよりビジネス側の意思決定スピードを上げる傾向が強くなっている。
開発はツールである程度自動化や時間短縮が進んだが、ビジネス側の意思決定スピードが上がっていなかったことを補正するかのような動きとなっている。

DXとかいう言葉はもうアメリカではトレンドでも無く当たり前で、
アメリカではエンタープライズアジャイルフレームワークの導入は既にアーリーフェーズは終わり普及期に入ってきたらしいです。

全社でのpeer planning workshop (役員/管理職/スタッフ相互計画ワークショップ)というアジャイルでの計画ワークショップの事例を紹介されました。

このワークショップは2日間で事業計画を行います。
 *グローバル企業は世界からスタッフが集まる

経営戦略会議と実行計画を2日間のワークショップで経営層と関係スタッフとで一気に計画を策定する
→ これは本当にエンタープライズアジャイルな活動
役員とスタッフが一緒に事業計画を立てるワークショップを時間をかけて行う。

また最近の傾向でプロジェクトではなく全社のバリューストリームで価値を生み出していく企業が増えている
それを支えるフレームワークが必要っていうことでSAFeが導入されだしている。

また、ビジネス側を変革する上で5つのポイントを押さえている必要があるとのこと。技術やデータも5つの中にありますが、マインドセットや原理原則的な考え等が含まれトレーニングも含まれています。

Business Agility へ5要素
Mindset ×Practices × Technology
 × Principles     ×Data

弊社はアトラシアン製品のパートナーですが、どこでこのSAFeの活動に組み込めるかの感覚は掴めてきました。
初動のワークショップ(計画)をタスクに落としてトラッキングにする部分でConfluenceやJIRAが活用でき、その活動をJIRA alignでフォローするようなことができるのではないかと考えています。

1時間のミートアップは非常に有意義でした。今後もSAFeのミートアップに参加したいと思います。

2020年にはSAFeのトレーニングを受けて、SAFeについて少しでも説明・実行できるようにと考えております。