こんにちは!
Step CoordinatorのGenです。
今日はこんなニュース記事がありました。
世界をリードするIT大国であるインド。インドがトップレベルまで這いあがれたのは「60点主義」という考え方が原動力となっているそうです。
この「60点主義」はまさにアジャイル的思考を表していると思います。
とにかく動いたら出してみる。
ユーザーのフィードバックやクレームを得て製品やサービスの質を上げていく。
それがサービスのスピード感を生み出しているのです。
ただ誤解してはならないのは、作業が高速であるわけではありません。(よく誤解されがちなのですが)
実行までの期間の短さ(決断の速さ)や効率的な品質向上が結果「アジャイル」をもたらしているのです。
日本では「100点主義」(完璧主義)になりがちです。それゆえ、実行までの期間が長くなってしまいます。
確実に進みたいと思っちゃいますよね。だから準備に時間かけちゃうんです。
勉強もそうですけど。
このサービスローンチを「英語」で例えてみると、
英語を話せるようになるために、最初に英単語帳や文法書をマスターしようと考えがちです。だからなかなか話せるようになれないんですよね。実際に使ってないから。せっかく話せる機会があっても完璧主義であるがゆえに私は英語話せないからと躊躇してしまいます。
使いながら学習していけば確実に英語力を伸ばせるはずなのに、使う前の準備に時間をかけてしまうのです。
アジャイルになっていくためには準備期間を決めちゃって、その期間内で生み出せる価値(サービスや製品)を割り切って出してしまう。そして、ユーザーに触れてもらうことでフィードバックを得て、品質を向上させていくというプロセスに「慣れること」が必要だと思います。
その一方で、私たちは「不確実性」や「曖昧性」と向き合っていかなくてはなりません。とりあえず形になったものを市場に出していくわけですから、不安要素は沢山あります。
それに耐えること、いや「慣れること」がアジャイルになっていくためには必要なのです。
一言でいえば
「Get shit done!(とっとと済ませてしまえ!)」
これはアジャイルのエッセンスの一つです。
今日はこんな感じで。
それでは!