
アトラシアン製品トレーニングイベントのアンケート結果を紹介!
先日、Atlassian Advanced Training【Jira Automation編】体験版の第1回目を開催しました。イベント後に実施したアンケート結果についてトレーナーを務めたGenからコメントをもらい、次回への意気込みを聞きます。
次回開催:2月17日(木) 14:00~17:00
イベント詳細・お申し込み
目次
トレーナーGenからの感想
トレーニングイベントをやってみて、どうでしたか?
過去に開催したウェビナーやお客さん先でのトレーニング経験があったため、3時間でどれくらいの量を話せばいいのかの感覚はなんとなく持っていました。ただ不安だったのは、ハンズオンです。ハンズオンのオンラインイベントは以前にも挑戦したことがあったのですが、ログインの手続きやみんながちゃんとツールにアクセスできるか等でグダグダになったことがあり、それ以来基本的にウェビナー形式で話して終わりっていう感じだったんですね。今回は再チャレンジということで、改めてちゃんとやることになったのですが、少し不安はありましたね。
- 余談 -
実は少しだけ、うちのJasonくんがイベントを手伝ってくれました。(スライド右上)Jasonくんがトレーナーデビューする日が楽しみです。
アンケート結果
以下、第1回目のイベント後に実施したアンケート結果の中から、いくつかの回答をピックアップして記載しています。
本イベントで興味を持ったトピックに対して、最も回答が多かったのは「Jira Automationを実装しよう - 応用編 〜定型Todoリストの自動生成〜」でした。
具体的な自動化はどうできるのかが、今回のイベントのアテンションポイントかなとは思っています。ビジネス側や管理側がJiraを使って仕事をするとなると、定型タスクの管理は絶対出てくるんですよね。アジャイル開発となると不確実性の高い作業や目標を抱えて作っていくわけなのですが、ビジネス側となると確実性の高いものもあるのでそうとは限らないんですよね。再現性の高い、繰り返し行われる作業をその都度Jiraのチケットに書くのは面倒くさいというのは絶対あったと思うんです。こういったものを自動化を使って手入力することなく、決まったタイミングで欲しいものが出てくるという風にできるのは、魅力的だったのではないかなと思います。
「あなたのチームの状態と課題を教えてください」
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JIRAの更なる有効活用
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全員がJira/Confluenceを導入のフェーズであること
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自動化は手がついていない。
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やることが多くあるが、やらなければならないことの可視化とタスクへの対応がうまくできていないように感じる。
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部署内&部署外ともに、コミュニケーションが超希薄 ・誰が何をやっているのか、いつまでを期日に活動しているのかがお互いに見えていない状態
1個目のJiraの更なる有効活用というところでは、やはりまだJiraを表面的にしか使えていないユーザーが多いと感じます。チケットを作る、それをカンバンで管理する、そこまでは大体のJiraのユーザーが使えていますね。ただそこから先の想像力が膨らまないと思うんです。
標準的なJiraの課題やカンバンには、まだ依然としてソフトウェア開発志向が残っています。だからビジネスユーザーがその標準の仕様で使っていたときに、管理したいものとはちょっと違うのかなと思う方もいると思います。もっとこう管理できないかな、これも管理できないかと物足りなさを感じ、他のビジネスライクな管理ツールを見て「あ、こっちでいいかも」って流れちゃうと思うんですよ。
でもJiraってね、とてもカスタマイズ性が高くて、画面も好きなように設定できる。ボードや課題画面やワークフローの見せ方が変えられることを知るだけでも、管理対象がすごく広がるのかなと思いますね。
5個目の「部署内&部署外ともに、コミュニケーションが超希薄、誰が何をやっているのか、いつまでを期日に活動しているのかがお互いに見えていない状態」、これに関しては企業の風土とか文化によって変わると思います。逆にすごくアナログだけどコミュニケーションを密にやっているとこもあると思いますね。
今リモートワークが通常になってきてる段階で例えば、ミーティングもやっているのかやっていないのか分からない、誰が何の作業しているかが全然追跡できないから対処もできてない、対策も打てないというのは増えたんじゃないかなと思いますね。そこを可視化できるようにすることはまず見えるようになるだけでも、大きな変化になるんじゃないかと思います。
「今後Jira Automationをどのような活用していきたいですか?」
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タスクのリブート、コミュニケーションのきっかけになるように活用したい
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Jira Automation で実現できることを正しく理解し、活用方法自体を検討したい
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業務のタスク化にめどがついたら、自動化を推進したい。
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開発課題の管理の他にやるべき仕事の可視化に活用したい。
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メンション機能やチャット連携などフル活用して、いわゆる『個人商店』の仕事の仕方から、チームワークへ変化させていければよいなと考えています。
ここは僕が参加者にとても伝えたかったことなので、僕が講義を通して伝えたかったことがちゃんと伝わっているなと思いました。すごく嬉しいですね。
まず1つ目の「タスクのリブートやコミュニケーションのきっかけになるように活用したい」ですが、例えば催促を人でやるのは神経を使うし事前準備が必要、段取りや根回しなどいろいろやらないといけないですね。そういうのをシステムを上手く使っていきなりアイスブレイクする。人だとこの人空気読めないなーとかいろんな感情が出てきちゃうんですが、システムだと「あ、催促されちゃったね〜」とある意味冷静に情報を受け取れるんです。人でないと、反応って変わってくるんですよね。
こちら補足させてもらうと、人にタスクの催促をするのは気を遣うのでそういうことはシステム(Jira)に任せてしまおうってことです! https://t.co/KMWCXXR5AI
— Gen|アトラシアンエキスパート(ACE) (@gen_konishi) January 28, 2022
だからこそ上手くツールを使ってほしい。もっと大事なところに頭を使ってほしいし、パッションを燃やしてほしいなと思いますね。
一番下の「個人商店の仕事の仕方」って表現も面白いなと思いました。ひとりひとりこじんまり仕事しているのが集まってシームレスなコミュニケーションをすることで、できることがもっと増える。1人でのんびりやっちゃってるとね、大したものが出てこないけど、チームとしてやるとアウトプットの質とかも全然変わってくると思うんですよね。影響力が強くなってくるんじゃないかなと思いますね。ちょっとしたコミュニケーションがあるとないとで、全然異なると思います。
「本日の感想を教えてください」
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スピードが遅くもなく速くもなく、(自分は)頑張ってついていけるという感じで充実していました。
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小西さんのご説明はとてもわかりやすく参考なりました。JQLを簡単に作成する方法のご説明だけ何か用意したほうがより良いハンズオンになるのでは、と思いました。多くの場合にブラウザ画面のGUIから選択するだけでJQLを生成できるので、こういう説明で一旦良いと感じました。
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現実的なシナリオに基づいて操作を説明して頂いたので、習得が容易になりました。 QAも頻繁にできたので、他のメンバーは既に1件自動化を実装しました。
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自動化や変数についておさらいすることができ、有意義でした。
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内容・スピードともにとても判りやすく、終始興味を持ってトレーニングを受けることができました。本日トレーニングを受けたことで、拡張性が高く非常に奥の深いツールであることが判りました
嬉しいですね。まず、聞いていて心地いいと思ってもらえたのは大きいですね。やっぱ講師としてトレーナーとして不安なのはつまらないなーとか、これ知ってるんだよなーとか。あとは逆に情報を詰め込みすぎると、ポカーンとしちゃったり、何言ってるかわからなくなったりすると思います。情報が薄くても濃くても駄目なんですよね。ここはトレーナーとしてすごく意識していたところで、ちょうど良かった、充実していたって言ってもらえたのは大成功だなと思います。
3つ目の感想、このコースをきっかけに実装してくれたというのが嬉しいですね。ちゃんと変化を起こせたなぁと思います。
あともう1つ嬉しいのが、最後の「このトレーニングを受けたことで拡張性が高く非常に奥の深いツールであることがわかりました」これって、Jiraの良さを知ってくれたってことなんですよね。
いろんなツールがある中でもJiraの良さって、こういったカスタマイズの柔軟性、検索性など、開発だけでなくビジネス全体にとっての活動のプラットフォームになれるように、今どんどんアトラシアン製品全体がパワーアップしています。そういったメッセージが伝えられたっていうのは、アトラシアン認定エキスパートして非常に嬉しいことですね。
今後のアトラシアン製品トレーニングの展開
アトラシアン製品トレーニングコース、次は何をやりたいですか?
Jiraならカスタマイズができる画面、ワークフロー、カンバンの3つは、この3つで見え方とか変えられるし、いろんな管理ができることを話すのは面白そうだなと思います。Confluenceなら、すごく簡単に綺麗なページが作れる、あとは必要な情報をフィルターで一覧化できるので、社内ITというか、社内で情報発信をする立場の人にすごく有意義な情報かなと思います。こんな綺麗なサイト簡単にできちゃうんだよと、必要な情報を集めて手間をかけずに出せるんだよというのは、使いたいなと話したいこといっぱいあるんですよね。例えばこういった内容かなと思います。
どんなトレーニングにしていきたいと考えているか教えてください。
トレーニングが終わった後に実際にその製品をちょっと見てみたい、Jiraを開きたくなっちゃうような内容にしたいですね。実際に触りたくなっちゃうようなトレーニングしたい。
プロジェクトを使って今別のもので管理しているものを、アトラシアンのカンバンとかチケットで管理してみたいというのがあれば、それも大きな変化かなと思います。
ありがとうございました。また次回もご参加いただきく思います。
2/17(木)14:00〜再開催決定!
1回目にしてとても好評で嬉しい限りです。今後もアトラシアン製品のトレーニングイベントを開催していきたいと思います。
次回の開催は、2/17(木)14時〜です。
ぜひご参加ください。
質問等がありましたら、右下のチャットボタンよりお問い合わせください。