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弊社がフルリモートを始めて1年が経ちました。隣の机で仕事をすることや仕事終わりの飲み会は、もう昔のことのようです。しかし中にはテレワーク制度を作ったものの上手く浸透していない、或いはテレワークを検討しているが実行できていないとお悩みをお持ちの方も多いかと思います。
そこで今回は、場所や年齢を問わず様々なバックグラウンドを持つ人が働いている弊社が、普段どのようにコミュニケーションをしながら仕事をしているのかをご紹介します。来週26日(金)に開催するイベントで、さらに詳しくお話しできればと思います。
目次
ビデオ会議の始まりはコロナ禍前
弊社がZoomを使い始めたのは、実はコロナ前でした。あるミーティングで海外の方とミーティングをした際に初めてZoomを使いました。このビデオ会議ツールを使えば、全国の学生も一緒に活動できるんじゃないか?と話が進み、インターン生とは面接時から現在に至るまで全てオンラインでやり取りをしています。昨年の3月に全員がフルリモートとなった際も、スムーズにシフトできました。
リアルを追求した働き方
始業から終業まで、Zoomミーティングを繋いだままにしています。1人で集中したい時はZoomをオフにしたり、グループごとでディスカッションがしたい場合はブレイクアウトルームで部屋を分けるなどその時に応じて使い方を工夫しています。
ビデオは特別な事情がない限りオンです。これは監視のためでなく、お互いの顔が見える方がより現実味があるからです。よくミーティングの際だけZoomを繋ぐ方や、話す人以外をミュートにする方が多いですが、なるべく現実に近づけるためにこれらのことをしません。オープンに雑談ができる環境で仕事をします。また、数ヶ月に1度くらいの頻度で、会えるメンバーでオフラインでご飯を一緒に食べ、会議室でディスカッションなどをすることもあります。
>>リモートワークの生産性を上げる3つのコツ
オンラインイベントへの切り替え
コロナ前はオフラインでイベントを開催していましたが、すぐにオンラインへ切り替えました。弊社はZoomウェビナーを使い、オンラインイベントを開催しています。ウェビナーの運営に関してはこちらをご参照ください。
月曜日はプランニング
月曜日の朝は、先週の振り返りから出てきた改善項目の確認から始めます。週末に新たに知った情報や面白かった記事・今週の目標を、制限時間内に各個人がMiroのカードに書き、1人ずつ発表します。最後に今日の作業を決め、仕事が始まります。
金曜日はレビュー&振り返り
金曜日は、その週に出来上がった(或いは途中段階の)成果物のレビューからスタートします。レビュー後に上手くいったこと・改善が必要なこと・アイデアを制限時間内に各個人カードで書き、1人ずつ発表します。
これらはオンラインに限らず習慣づけてやったほうがいいことですが、オンラインでは特に重要です。毎週各個人が発言する機会を設けることで、個々の声を拾っている状態をつくり出すことができます。さらに発言すると、認識のズレに対して気付くことが増えていくはずです。
弊社では、海外に住むインターン生やアルバイトの方とも一緒に働いています。最初は日本語でインターン生を募集していたのですが、「英語ができる人じゃないとウチで取り扱っている製品のリサーチが厳しいね」となり、英語で書いたものに差し替えました。すると、無料掲載(広告も使用していません)にも関わらずロックダウンで休校中の学生や日本語と多言語を使える社会人の方など、あらゆる背景の応募者が集まりました。
日本語以外の言語を使える人が増えたことで、マーケティングのリサーチ業務の進行が捗っています。昨年末に開催したオンライン忘年会は学生に企画を任せ、複数のタイムゾーンのメンバーが参加していました。
リモートワークは工夫次第で、コミュニケーションを取りながら行うことができます。また、リモートワークはできることが増えるだけでなく、怪我や災害などいつ起こるかわからないリスクに対して対処する手段の1つにもなり得ます。
来週末に開催するイベントでは、リモートワークに使用するツール(Miro, Zoom etc)を実際に体験したり、子育てをしながら働いている弊社のしほさんがリモートワークでのメリットついてお話しします。
リモートワークにご興味のある中小・中堅企業の皆様、ぜひご参加ください。
※イベントは終了しました。