
沖縄でワーケーションをしていたとき、「リモートで働きたいものの、できない環境にいる」という相談やお話をたくさん聞きました。私の中ではリモートが当たり前になっていたので、こんなにもリモートワークをしたい人がたくさんいたのかと驚きの連続です。リモートをするために転職を考えているという方も、ちらほらいました。
こんにちは!
Team DesignerのGenです。
リモートワーク対応に切り替えてから、ある程度慣れてきた方がいれば、今も職場をリモートワーク対応させるために奔走されている方もいるかと思います。
慣れてきた方は「在宅勤務に切り替わって、生活にメリハリがなくなってきたな…」と感じていますか?
それは、リモートワークにおける次のステップに来ているかもしれません。どんどん改善していきましょう!
トライ&エラーで継続的に改善できれば着実にリモートワークの質が上がっていくでしょう。
また、リモートワークにまだ切り替えていないけど対応できるようにしたいと考えている管理者の方もぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。
今回紹介するお話は、もともと在宅勤務をされている方にとっては当たり前にやっていることかもしれませんが、リモートで働き始めた方のためにリモートワークのちょっとしたコツを情報共有できればと思います!
今回ご紹介するリモートワークのコツはこの3つです。
① 1日のリズムを作る
② 仕事の時は服装を変える
③ 定期的にビデオ会議で顔を合わせて話す
それでは順番に見ていきましょう!
行動パターンを作りましょう。特に、朝の活動が重要です。
なぜか?行動パターンを作ることでスムーズに集中力を高めることができるからです。特に朝の活動が重要だといった理由としては、朝起きた時が一番脳が活発であり、一日の中で一番生産性を上げることができるからです。
そして、集中力はどうやって高めるのか。何か特殊な訓練をする必要はありません。
それは、「トリガー」を作ることです。つまり、何かをすることで自分の中での仕事モードに切り替わるスイッチを押すということです。
オフィス出勤だとデスクについた時に自然と仕事モードになっていませんか?それには、オフィスの照明や声、服装、コーヒーの香りなど、様々な環境要因によってスイッチが切り替えられているかもしれません。しかし、リモートワークになると環境が変わらないので、それがなくなってしまいます。
これが、仕事の生産性が落ちる理由の一つです。
だからこそ、変わらない環境の中で何かをすることで代わりの「トリガー」を作り出す必要があるのです。
例えば、作業開始前に部屋の掃除と換気をして部屋の中の空気をリフレッシュして、洗顔や歯磨きをして音楽を聴きながら今日やることを考えます。そして朝のZoomミーティングを立ち机で行います。
やることは何でも良いですが、毎日ほぼ同じ時間に決まったことをやって作業を開始することで、自然と朝のルーティンで仕事モードに切り替えることができるようになります。午前中の動き出しが早ければ一日の作業効率は変わってくるはずです。
昼休憩も含めて決まった時間に活動することで、活動時間が明確になり、同僚はもちろんのこと、家族も今あなたが対応できるかどうかの予測がしやすくなります。そうすることで、スムーズな協同が可能になると思います。
朝の活動が重要です。一日のスタートをスムーズにすることで生産性を高めましょう。
仕事の時は、仕事服にチェンジしましょう。やりすぎることはないです!(多分)
これも先ほど話したことと共通するのですが、自宅だと切り替えるのが難しい「プライベートと仕事モードのスイッチ」を変えるためです。自宅での作業だと楽な格好をしたくなります。しかし、あまりにも寝ているときと変わらない格好で仕事をしていると仕事にメリハリが出なくなってしまいます。
仕事の時は、自宅の部屋であっても仕事用の服装+社員証をつけて「出勤」しても良いかと思います。社員証はやりすぎかもしれませんね。(←私です)
もちろん無理してスーツになるまでしなくてもよいかと思いますが、プライベートとは服装を分けた方がよいと思います。動きやすい楽な格好でも良いと思いますが、プライベートとは別で仕事用コーデを持ちましょう。
オンラインミーティングで顔を合わせることでお互いのコンテクストを共有しましょう。
チャットだけだと発言の意図や重要度が分かりにくいため、声や表情を見て共有する必要があります。その日の体調や精神状態を把握することで、スムーズなコミュニケーションができるようになります。開示した人も相手に理解されることで、潜在的なストレスを軽減することができるでしょう。
「ビデオだと家の中が見られるから嫌だ」「わざわざビデオにする理由がない」と思うかもしれませんが、コミュニケーションで伝わるメッセージの55%が「視覚情報」で、聴覚情報は38%、テキストは7%しかないといわれます。言語化できていない領域は捨象されてしまうので、相手の状態を確かめるには「特に問題ないです」というテキストではほとんど伝わらないのです。ビデオでのやり取りはあなどれません。
定期的にオンラインミーティングで顔を合わせることでお互いのコンテクストを共有しましょう。
今回は3つのリモートワークの生産性を上げるコツをお話ししました。
①1日のリズムを作る
②仕事の時は服装を変える
③定期的にビデオ会議で顔を合わせて話す
正解は一つではありません。最適化する過程で自分にとっての最適解を見つけましょう。
そして、継続的な振り返りと改善で自分にとってベストなリモートワークを見つけていきましょう。
今日はこんな感じで、それでは!